防災
有明エリアは、東京都「地震に関する地域危険度測定(第9回)」の中で、 地震動による建物倒壊危険度及び火災危険度が最も危険性が低いランク1と評価されています。
また、共同溝によるライフラインの確保や防災拠点・液状化対策など、災害に強く、安全・安心なエリアとなっています。
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共同溝
臨海副都心には、道路、公園等の地下空間を活用した全長16kmにおよぶ関東大震災級の地震に耐えられる共同溝が整備されています。共同溝には、上下水道、電気、ガス、通信・情報ケーブルなど都市に不可欠なインフラがすべて収容されています。
東京臨海熱供給「共同溝」 -
基幹的広域防災拠点
平常時には人々が憩う魅力的な都市空間として利活用されている「東京臨海広域防災公園」は、大規模災害時には首都圏広域防災のヘッドクォーターとして機能するほか、支援部隊等のベースキャンプや災害医療の支援基地となります。
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災害時の備え
有明は「地区内残留地区」に指定されており、災害時に火災が発生しても、広域的な避難の必要がないエリアです。また、一時滞在施設に指定された施設も複数あり、十分な備蓄品が用意されています。「東京都水の科学館」には給水所も併設され、災害時には応急給水を実施する場所にもなります。
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江東区ハザードマップ
臨海副都心は、地盤が高いなどの理由により、 浸水しない 避難地区として指定されています。
江東区ハザードマップ -
高潮対策・津波対策
東京湾は外洋からの入り口が狭く、湾内は防潮堤や水門・陸こうが整備されているため、大きな津波の被害に合う可能性は極めて低いと考えられます。
江東区における津波の影響について
区内の防潮堤の高さはT.P.+4.47m~+6.87mで、想定される最大津波高を上回っています。 -
液状化対策
ゆりかもめの橋脚や公共施設などの建造物は、 関東大震災級の地震に耐えることができるように造られており、また、 埋立地において心配される液状化についても地盤改良を施しています。
臨海副都心防災ガイド